西洋医学の終着点~集中治療室 No.15 あなたに会いたくてPart10

日本のことをもっと知りたい!と願ったら、日出る豊葦原の国、日本の神様に導かれました。ヨーロッパのフランス語圏=ガリア=正統ケルト=西のシュメール直系の地に移住した筆者が、東の地で日本古神道に受け継がれる、宇宙や自然界の秩序に基づいた縄文文化との共通項を発見!かけがえのない地球と私たち八百万の生命とが、千代八千代に共生するための叡智を、次の世代に引き継ぐための「日本再発見ブログ」です。

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西洋医学の終着点~集中治療室 No.15 あなたに会いたくてPart10

西洋医学の終着点~集中治療室 No.15 あなたに会いたくてPart10

BIOレシピビオキッチンヨーロッパ医食同源黄色い花 
目を晴らした夫が一旦帰宅する頃には 
降りしきっていた雪嵐も 
少しは落ち着いていました。
 
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「青空が見たいのに 
どうしても見えない。
せめて雲の切れ間に 
青空が少しでも出ればなぁ。」 

窓の外に目をやりながら
今にも泣きそうな顔で
話した夫の表情が忘れられません。 

私も同じ心境でした。 

1時間ほど横になって起き上がり
どんより暑い雲に覆われた空を 
何度も眺めながら 、

普段はポジティブ思考の私でも
今回ばかりは息がつまるような
「八方塞がり」の状態だと
感じていました。

「亡くなる人の家には黒い雲がかかる」という
話を思い出しましたが、
目の前にある義父の家の屋根を見ても
義父本人を見ても、

私には何も変化は感じられません。
つくづく自分は、
普通の人間だと感じます。

夜間の面会では
夫が先にドクターと話した後、
私を集中治療室へ案内してくれました。

「人口呼吸器がついているから
あまりきれいな光景じゃないけど、
中へ入ったら、パパの左側へ進んで。
パパが右を向いて眠っているから。」

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いつものように
集中治療室へ続く長い廊下を進み、
現世とあの世の入り口への結界をまたぐと

義父がいつになく
静かに眠っていました。

昨日までハラハラした
心拍数も血圧も透析装置のおかげで安定し、
今朝まで感じた義父の「苦しみ」なんて
微塵も感じさせず、

人工呼吸器と
腎臓透析装置と
点滴の管が繋がれた身体で、

いつものように上半身を
少し起こした状態で
横たわっていました。

今朝「首が痛いでしょう。」と、
私が夫に頼んで動かしてもらった
首の枕も、ちゃんと添えてありました。

義父の額も手も温かく、
いつもと同じように
義父の体温が感じられ、

義父が静かに、そして定期的に
私達と同じように
呼吸しているのが確認できました。

でも、もう義父は
私達の知っている義父ではなく、
むしろ70年の人生をすべて浄化させて
赤ちゃんの頃に戻ったような義父がいました。

「お義父さん、お義父さん、
まぁ、こんなに可愛くなって。」

義父の髪の毛を撫でながら、
思わず日本語で話しかけました。

「庭に咲いた水仙の花を持ってきたよ、
きれいでしょう。」

コップにさした可愛い水仙の花も
見せてあげられなかった。

今まで私のフランス語が拙いせいで
ちゃんとお互いの意思疎通もできなかった。

人は昏睡状態に陥って反応がなくても、
ちゃんと周りの音が聞こえていて
理解もしていると言われています。

私はこれまでちゃんと伝えられなかった分、
日本語で、長い時間
はじめて私の本当の気持ちを
沢山、沢山、話しました。

聞こえてはいたけど、
日本語だったから理解できなかったかも
しれないね?

でも、私がどんな風に話しているのかで、
ちゃんと伝わったでしょう?

一人だったので誰にも遠慮することなく、
思う存分の時間を
はじめて二人きりで過ごさせてもらいました。

壮絶な10年間の闘病生活、
お疲れ様でした。

私はあなたから
とても大切なことを
教えてもらいましたよ。

お義父さん、ありがとうございました―。

私はまだ戦いの渦中にいる
ベッドに義父に向かって、
深々と最敬礼しました。

10年間の孤独と死への恐怖に耐え、
戦闘士のように最後まで
一人で立派に戦う義父に
ふさわしいと思ったからです。


じきに心配した夫が娘と一緒に
「大丈夫?」とやってきて、
「パピーはよく眠っているからね。」と
話しました。

普段緊張感に包まれた集中治療室でしたが、
私達は久しぶりに
夫と私と娘とパピーの家族4人で
和やかなくつろいだ笑顔の時間を過ごしました。

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ふと思いついたように、夫が言いました。

「僕達はママが亡くなって、
カトリックもイエスも信じていないんだ。
だから、せめて結婚式の時のように
日本式でパパの魂を慰めてくれない?」

”えっ、そんなの無理!”と思いましたが、
とても断れる状況ではありません。

ただ、私は江原啓之さんが好きなので、
神職である江原さんの唱える
「祓詞」と「大祓詞」のCDを
よくかけていた時期がありました。

私は小さいころから
ピアノやコーラスに親しんだせいか、
一度聞いた音楽や歌を
すぐ音階で覚えてしまうところがあります。

「そんな、日本人だからって
お祓いやお経を唱えられる訳じゃないのよ」と
思いましたが、

祖母の世代の人であれば、
神道・仏教に関係なく、つい最近まで
祓詞やお経を覚えることは
教養のひとつだった時代がありました。

だから、考えてみれば女だから禁止、
ということもなく、
家族という私的な場所であればなおさら、
心がこもっていれば良いのではと思えました。

ちょっとくらい言葉を間違えたとしても
そんな細かいことで
誰も怒ったりはしないでしょう。

それに生きたいと願った義父の人生への思いや、
今日に至るまでの人の手による
病院でのがん治療も、

「罪穢れ」はあった、としか
言いようがない場面も多く見てきました。

夫の思いつきではありましたが
義父の生命にかかわった何もかもについて、

罪穢れを祓って
魂の浄化を願い、

義父の魂が次のステージへ進むために、

そして精一杯生きた
70年の人生にけじめをつけて
義父の魂が心置きなく旅立てるように、

リズムや音階だけで覚えていた
「祓詞」と「大祓の詞」の詞を携帯電話で検索し、
集中治療室で、神職の方に代わって
奏上させて頂きました。

それを聞いた娘は「ママ、きれいね!」と
顔を高揚させて喜び、夫も喜んでくれたので、
言葉の意味は分からないなりに
何か伝わるものがあったなら、と願っています。

今になって考えれば、
義父は多分、天井あたりで
私達を見下ろしていたのかもしれませんが、

義父も多分、喜んでくれたのではないかと
思っています。

こういう真実の瞬間を4人で共有したことで
家族の愛と絆が永遠のものとして
この宇宙のどこか、そして私達の心に
これからも刻まれ続けると信じています。

つづく

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