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西のケルト東の日本―ワールドカップ3位「レッドデビルズ」凱旋パレードでの三叉特集!

日本のことをもっと知りたい!と願ったら、日出る豊葦原瑞穂の国、日本の神様(月讀命)に導かれました。ヨーロッパのフランス語圏=ガリア=正統ケルト=西のシュメール直系の地に移住した筆者が、東の地で日本古神道に受け継がれる、宇宙や自然界の秩序に基づいた縄文文化との共通項を発見!かけがえのない地球と私たち八百万の生命とが、千代八千代に共生するための叡智を、次の世代に引き継ぐための「日本再発見ブログ」です。

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西のケルト東の日本―ワールドカップ3位「レッドデビルズ」凱旋パレードでの三叉特集!

西のケルト東の日本―ワールドカップ3位「レッドデビルズ」の凱旋パレードでの「三叉」特集!

日本比較神話学会
Image: Red Devils, FaceBook. 

今年のワールドカップで
世界第3位となったベルギーの
ナショナルサッカーチーム
「レッドデビルズ」は、

三日月型の角と
三叉の槍がトレードマークの
「赤い悪魔」が守護する
チームです。

日本比較神話学会 

(上の写真はレッドデビルズの
サポーターとして、
かなり有名な方です。)

この「悪魔」なる神が日本における
男神総神(つまり父神)としての
「スサノヲ」ケルト版にあたるため、

「赤」「三叉の槍」「角」などの
キーワードのオンパレードぶりは、
私にとって何かと気になる存在です。

あらゆるデザインが
何気なく使われているようでいて、
なかなか意図的のようにも見えます。

彼らは
今年のワールドカップで、
1987年の対ブラジル戦での
無念を晴らすために、

あえてリスクを取って
ブラジルと必ず
対戦できる道を選び、

31年ぶりに名誉を挽回させた
男義あるチームとして
ベルギー国民に愛されています。

しかも今年は世界第3位となったため、
国民の熱狂ぶりも半端なく、

対日本戦での厳しい後半戦、
ベルギーがシュートを決めた瞬間は、

なんと地震計測器の針が、
国土の揺れを記録していたそうです。

この時の対日本対戦は、
日本が強かったことを称える意味でも、
すでにベルギーでは
伝説になっていますね。

【赤の由来】

ここベルギー南部から
スイス・ルクセンブルグ・
フランス・ドイツ西武にかけての一帯は、

元々中央アジア起源である
ケルト系ガリア人の
血統上の子孫たちの多くが暮らす地域です。
(現フランス語コミュニティ地域)

前回は、「レッドデビルズ」の
テーマカラー、
赤色について書きました。

ベルギーの赤い悪魔とサムライブルーの八咫烏

日本比較神話学会 

Image: Red Devils, Wikipedia. 

ベルギーの国旗の色については、
市民レベルのジョークで、

「黒は黒ダイア(石炭)、
黄色は富裕層で、
赤は労働者の血の色さ。」

…という言われ方もしますが、
本当のところは
どうなのでしょうね。

確かにイギリスに次いで、
世界で二番目に産業革命を
成し遂げた背景には、

石炭や鉄鉱石などの
天然資源が豊かな地域であったことが
挙げられるため、

黒はそれらの天然資源、
黄色は金、
赤は太陽の色なのかもしれません。

黄色と赤色について、
その根拠として挙げられるのは、

ベルギー王家のルーツでもある
ベルギー南部フランス語圏の
「ワロン州」州旗です。

日本神話学会 Image: Wallon, cco, Wikipedia. 

ベルギーに来たばかりの頃、

「どうしてニワトリなの?」

と変な質問をして、
こちらの家族を困らせました。

この州旗について、
私がキュレーターとしての
情報収集力を
慣れない仏語で駆使した結果(笑)、

どこにも直接的な解説は
されていないのですが、

今はアポロンに代表される
「太陽神」にちなんだ
「勝ち鶏」を描いたものだと、
自分の中で確信するに至っています。

かつて義父の姉は、
ワロン州の中でも天然記念物的に
時代遅れの暮らしをしている
珍しいおばあちゃんとして、

義父の実家のある隣町から
「ネタ」として引っ張り出され、
ベルギー国営TVで有名になりました。

その実弟である
義父に言わせると、

「由来は知らないが、
この旗はワロンに古くから伝わる
伝統的な印だよ。
フランスにもあったと思う。」

と言うことでした。
(追記 8/25)
ありました!先日パリで見かけました!

ちなみに対する北ベルギー
フランダースの州旗はこちらです。

日本比較神話学会
 Image: Flandre, cco, Wikipedia. 

... 訂正します。

黒はフランダースの
獅子の色でしたね(笑)。

フランダースはオランダと同じく
その一部は海面より低いため、
むしろ港町として
発展したところです。

ともかく、

ベルギーという国と
天然地下資源の豊かさは、
切っても切れない関係にあり、

私見ではこれが
中央アジアから移動してきた、
ケルト系ガリアが定住した
主たる理由だったと考えています。

前回は、
「赤い悪魔」のトレードマークである、
「赤」と「三叉の槍」について
少し触れました。

日本比較神話学会

ベルギーの赤い悪魔とサムライブルーの八咫烏

今回はさらに
「三叉の槍」について補足します。

Ψの正体】

結論から話せば、
この「三叉の槍」は、

ベルギー国境をフランス側に越えた
ガリアのシャンパーニュ地方、
ランスのレミ族に伝わる、

ガリア語で、

「角のある男性的な霊」

である、牡牛ならぬ、
牡鹿の角が印象的な
ケルヌンノスの化身である、

ギリシア神話ならポセイドン、
ローマ神話ならネプチューン、
インド神話ならシヴァに見られる
父神共通の印です。

またパリのノートル・ダム寺院の
地下から出土した
「船乗りの柱」のように、

ガリアの水夫達が祀ったように、
「海の守り神」でもあります。

そしてこの「三叉の槍」が示すものは、
ギリシア語で十分解釈できると思われます。

Ψ Ψψ ψ
image: http://e-words.jp/p/r-greek.html(2018-08-03)

上のように書いて
(左は大文字・右は小文字)、
「プシー(あるいはプスィ・プサイ・プシー)」
と読みます。

これはアルファベットの順番としては、
「終わり」を表す「Ω」のひとつ手前に
あたる文字です。

よくヴァチカンなどの
宗教施設などにも
始めの「α(アルファ)」と
終わりの「Ω(オメガ)」で、

神秘なる宇宙の働きを表現している
モチーフがありますが、

日本比較神話学会 Image: https://www.chrisme.org/le-chrisme.html

これは日本でも「フトマニ図」中の、

「ア」+「ワ」=アワ

で示されます。

日本神話学会 

Image: Motoake, cc, wikipedia.

始まりである「α」は
「フトマニ」中央の左渦巻きである「ア」、
(中心から巻いていきます。)

その終わりである「Ω」は
中央下の右渦巻き「ワ」です。

これを繋ぐ役割をするものが、
中央の「ウ」であり、

精神世界である非物質界と
物質界のエネルギーの相互作用によって、
この地球の三次元物質界に
私達生命が顕在できているという、

世界共通の
「宇宙の法則=陰陽の法則」
を表すシンボルです。

ここでは一旦とりあえず、
「ギリシア語」だと言うことに
注目をしておいて
頂きたいのですが、

皆さんもご存知の通り、
ギリシア文字は
数学・自然科学・工学分野で
概念を表す表象として使用されています。

そこで「Ψ」を見てみると、

・心理学・超能力を表す包括的な記号。
・量子力学のシュレディンガー方程式における波動関数。
・水ポテンシャル(水が移動するための駆動力)。
・流体力学における過度・流れ関数法。
・フィナボッチ数の逆数の総和。

…など、

あまりにも専門的な内容が
並びますが、

概ねここで読み取れることは、
私達がこの物質界で生きる上で、
通常は私達の五感で
「感知できない」「測れない」レベルの

陽=男性エネルギー

を暗に象徴していることです。

日(ハ)=陽=男極エネルギー
陽イオン分子の集合体)>陽子(プロトン・分子)>陽電子(ポジトロン)

月(タ)=陰=女極エネルギー
陰イオン(分子の集合体)>反陽子(アンチプロトン・分子)>電子(エレクトロン・ネガトロン)

※分子>原子>原子核(陽子・中性子)>原子>分子>素粒子(量子)=電子

どうりでスサノヲが、
電子の流れる方向である
磁性を自由自在に操るわけです。

ところが陰陽は、
お互いによる相互作用で
成り立っていますから、

結局男神である父神も、
女神である母神も、
一心同体の関係にあります。

つまりこの両極を司る神様の
綱引きによって、
はじめてこの世に物質は
存在できているのです。

ですので、この神様は、
男でもあり、
実は女でもあります。

スピリチュアル用語で言うなら、
ツイン・ソウルの神様版のような
感じでしょうか。

さらには

この世は「物体」「物質」だけでなく、
その実態は実は「空」や「虚」がなのだから、
むしろそちらへ注意を向けなさいよ、という
「禅」の教えにもつながってきます。

つまり、Ψ」というのは、

目に見えない、触れられない、
でもこの世に確かに存在している
エネルギーのことです。

しかもこのエネルギーは
雨や風などの
自然エネルギーというだけでなく、

私達自身の中にも存在しています。
それによって私たちは
この地球物質界に
生かされているのです。

もし私達が
電気を帯びていなければ、
生命活動は起こらず、
生きてはいられませんから。

【赤が喚起するエネルギー

ところで世界第三位となった
「レッドデビルズ」は、
三位決定戦後、

そのまま徹夜スケジュールで
ロシアからベルギーに戻り、

翌日、国王夫妻と対面したあと、
ブリュッセル王宮から
世界遺産「グラン・プラス」までの
凱旋パレードに臨みました。

国民との対面は15時の予定でしたが、
もちろん朝からサポーターがつめかけ、
「グラン・プラス」は、

「優勝したわけではないのに…なぜ!?」

と、観光客が思わず戸惑うほどの
異様な熱気に包まれたのです。

ベルギーはかつて、
ワールドカップで
優勝したこともある
強豪国でしたが、

最近は、選手個人は優秀でも、
チームとしての
まとまりにイマイチ欠け、
個人プレーに頼っていました。

近年、ベルギー人監督が
モチベーション理論を駆使して
チームを導き、

強豪国としてふたたび世界から
認識されるようになりました。

その後、

スペイン人の監督に変わってからも、
チームは飛躍を続け、
世界ランキング第2位まで
登りつめましたが、

今回の熱狂ぶりは、
当時のブラジル戦での
「汚名挽回」効果が
かなり大きかったように思います。

加えて、

対フランス戦では、
フランスがベルギーに対して
「戦わない戦略」を取ったため、

まともにぶつかれないまま、
試合がフランス優位で終わったことに
世界中の観客が怒り、

この試合によって、これまで
ベルギーという国が
どこにあるのかも知らなかった
諸外国の人たちが、

逆にベルギーチームの
ファンになってくれたという
いきさつもあるようです。

ですので、凱旋パレードでは
そんな選手たちに
称賛と感謝を捧げるために、
約4万人の人々が集まったと伝えられます。

日本比較神話学会 
自宅でこの凱旋パレードを
TVで観ていた娘も、
この熱気に押され、
思わず国旗づくりです。

旗が振れるよう、
割り箸ではさみました(笑)。

日本比較神話学会 
ブリュッセル王宮で国王との謁見後、
いよいよ「レッドデビルズ」の登場です!

グラン・プラスでの会場となった
「王の家」では、

立派な牡牛の角を生やした
マスコット・キャラクラーの
「レッドデビル」君が
選手のみんなを出迎えていました。

写真は元キャプテンの
カンパニ選手、

ヨーロッパには珍しい、
なかなかの人格者です。

この後、「レッドデビル」君と
熱いハグを交わしていました。

日本比較神話学会 
控えの間ではおもむろに
ベルギー名物ナミュール州発祥のおやつ
「フリット」が振る舞われていましたが…

 フライドポテトのこと。
 「フレンチフライ」は、
 かつてここがフランスだった頃の
 名残です。

さすがフットボール選手!

ものすごい勢いで、
みなさんがパクつく姿には、
親近感を覚えましたね~(笑)。

日本比較神話学会 
このあとは…

なんと用意されていた
公式式典の途中から、
選手たち自身がマイクをジャック!!

国内の分離・独立を目指す
フランダースの政党NVAが
一番耳をふさぎたい

「TOUS ENSEMBLE!(みんなで一緒に!)」

の掛け声を選手たち自らが叫び、

司会者とプロのDJ顔負けに
自分たちで勝手に式典を切り盛り!

政治も言語の違いも関係なく、
人々はひとつになれるんだというメッセージを
画面を通して強烈に
アピールしていたのでした。

本当にすごい盛り上がりだったので、
ぜひ下のYoutubeのビデオで
臨場感を楽しんでください。



この良い意味での
ベルギーっ子のクレイジーぶりは、
「TOUS ENSEMBLE(トゥス アンサンブル)!」
の掛け声と共に、

翌日さっそく海外諸国の
新聞・雑誌の表紙を飾り、

フランスにとっては皮肉にも、

ワールドカップで優勝を飾った
フランスのサポーター達による
シャンゼリゼでの暴動と
比較されてしまいました(笑)。

元々フランスだった
ワロンを残して、
現在のフランスは
共和国化されていますから、

まるで兄(フランス)が
やんちゃな弟(ベルギー)を
ライバル視して牽制している
兄弟喧嘩のようなもので、

王政時代の古い伝統にこだわり、
わが道をゆくベルギーのことが、
何故か気になるようです。

ちなみにフランダース語版の
特集番組も観ましたが、
微妙に色彩をごまかして、

本当は誰が見ても
確実に赤のユニフォームなのに、

フランダース色
「オレンジ」に変わっていたのには、
ここまでやるかと
心底驚きましたけどね…。

日本比較神話学会  
今回はこのように、
西のケルト、東の日本と
三叉の繋がりついて考えてみましたが、

ちょっと待ってくださいよ…。

伝統的にスサノヲに仕えるとされている
日本サッカー連盟の象徴にもなっている
「八咫烏」。

その足も3本ですよね。
三叉の槍です。

その意味では、
西のケルト、東の日本の二極だけでなく、

本当は「融合」「バランス」のための
「第三の人々」が
どこかに存在しているのかも
しれません。

それとも、
ヨーロッパとアメリカを繋ぐ
役割をするのが日本人だと、
そう読み解くべきでしょうか。

そうであっても、なくても、
気持ちはそうで
ありたいものですね。

でも実際には、現地に暮らす壁は高く、
何か自分にできることがあるのか、
ないのか、
自問自答の毎日ですが。

日本比較神話学会 Image: 八咫烏、CC、Wikipedia. 

===
(追記)
スメル文字の「Ψ」も男神を意味するようです。


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