フレンチ流、シンプル生活はじめよう!


欧州子育て日記

家庭菜園で収穫したトマト YOSHIKO WERION©


ヨーロッパと聞いて、

あなたが真っ先に

イメージするのは何ですか?


パリの「エッフェル塔」、

または憧れの有名ブランドが並ぶ

「シャンゼリゼ通り」かもしれません。


あるいはロンドンの「バッキンガム宮殿」?


ほとんどの人が思い浮かべるのは、

首都のにぎやかな街の様子や、

どこか華やかなイメージではないでしょうか。


 私自身、このイメージがくつがえされたのは

2001年、カナダ留学からの帰路に

約1か月のユーレイルの旅に出かけた時でした。


「日本に戻って仕事に就いたら、

いつまた長期旅行ができる

チャンスが巡ってくるか分からない!


そう思い立ち、

日本の現実社会に戻る前に、

一旦フランス経由でヨーロッパ入りして、


世界遺産を巡る旅を、

一人でしたが決行したのです。


 飛行機の離発着の際に

窓の外を眺めていると分かりますが

ヨーロッパでほとんどの面積を占めるのは

一面に広がる森と、農地です。


欧州子育て日記

典型的なヨーロッパの田園風景 YOSHIKO WERION©


大都会だと思われている

パリやロンドンからでも、

ほんの30kmほど郊外に出れば、

とたんに緑の平野が広がります。


 実際に自分の足で歩いてみると、

 どちらも

 驚くほど小じんまりとしていて、

 中心部なら割りと簡単に横切れてしまいます。


 こうした都会であれば、

 旅行程度なら英語も通じるし、

 快適に移動できますが、


 列車に乗って一旦都心を出てしまうと、

 なかなかそうはいきません。


一人旅の途中

乗り換えのために降りた駅に人影が見えず、

たまたま通りかかった

お年寄りに助けを求めたところ


眉間にしわを寄せて、

あからさまに嫌な顔をされ

おまけに言葉も通じずに、

困り果てたこともありました。


そして根っからのヨーロッパ人の義父は、


「それが本当のヨーロッパだよ。」


と言います。


私たちの考える

華やかなイメージとは裏腹に、


農村地帯の小さなコミュニティで生まれ、

ほとんど村の外に出ることもなく、

ひと通り人生を過ごして、

あたりまえのように、土に還る。


石造りの街並みの風景だけが、

何世紀も変わらずにひたすら続いていく。


欧州子育て日記

伝統ある総石造りのマレッツ修道院 YOSHIKO WERION©


ラスコー壁画にさかのぼる遠い先祖の代から

自分たちはずっと

こうしてやってきたという自負があるので、

余計な変化は要りません。


必要なものは何でもここにあるから

ここが一番!自分たちは一番さ!
 生きている間はその恩恵を受け取り

大いに人生を楽しもう!


ラテン系のフランス人が

自分たちの文化を考えるとき


それはヴェルサイユ宮殿の煌びやかさよりも

もっと自然に密着した、


つつましく穏やかな生活です。

エルメスの最新ファッションより、


釣り。


封切られたばかりのフランス映画より、


 泥臭いお決まりのジョーク。


話題のパティスリーの新作マカロンより、


主食のじゃがいもの種類と

自分のじゃがいもが

正しく調理されたものであるかどうか


そして牧草牛が当然の

常に冷蔵庫から

取り出したてであらねばならない、

つけあわせの生食バター。


  
義父の言う「本当のヨーロッパ人」は

そんな所を見ているのです。


 私がヨーロッパに来て
 なるほどと思ったのは

 ここは日本に比べて資源が豊かで
 自給率も高いです。
 
 例えばフランスの自給率は
 カロリーベースで129%。
 それに比べて日本は39%で、
 「先進国の中で最低の水準(1)」だそうです。

 このデータを見ただけでも、
 「そんなことがありえるのか!」と
 日本はフランス人から怒られそうですが、

 この70%の差がそのまま
 食に対する国民の意識の違いではと
 思わせられるふしがあります。

欧州子育て日記 ストレスフリー環境が当たり前!の牧草牛たち YOSHIKO WERION©


 日本の伝統食は私も大好きです。
 やはり故郷の味ですから、
 他のどんな料理にもかえがたい
 愛着があります。

 出汁のうまみがしみ込んだ懐石料理も、
 鮮魚をそのままふっくらと握った寿司も、
 この上なく美味しいです。

 逆に毎日の食事が
 こてこてのクリームソースだとしたら
 想像するだけで、胸がむかついてきます。

 そんな私でさえも
 2~3年フレンチ圏に暮らしてみた頃、
 素朴な疑問と、日本の市場への違和感を
 感じるようになりました。

 それは、

 ・日本のスーパーに並ぶ肉と野菜の選択肢が少なすぎる。
 ・それぞれの食材の味が薄すぎる。
 ・冷凍輸入品が多く、素材本来の魅力が失われてしまっている。
 ・日本の一般的な「洋食」は、表面的に真似たものでしかない。


 ということです。
 
 日本のスーパーが日常的に扱っている
 このような食材が、
 今の日本に与えられている食環境かと思うと、

 一般市民でしかない私でさえも、

 正直、日本の食糧事情を
 疑問視せざるを得ません。

 これではちょうど、
 私と同世代にあたる日本のお母さんたちが、
 せっかく毎朝6時に起きて、
 愛情を込めて作ったお弁当も

 本領発揮ができません。

 せっかく家族揃って
 楽しい団らんの食卓を囲んでも、
 それが家族の心と健康を保障していなければ、
 そもそも意味がないのです。

欧州子育て日記 家族の笑顔が一番! YOSHIKO WERION©


 かくいう私自身は、最初は

 祖母がおやつ代わりに作ってくれた

 「卵焼き」の手伝いから始め、

 8歳頃から時々料理をしましたが、


 基本的には家庭科の調理実習や、

 地域の子ども料理教室で

 基本を数回教わっただけの、


 ごく普通の妻であり、母親です。


 だから偉そうなことを言うつもりは、

 まったくありません。


 私が本書で伝えたいことは、

 そんな一般市民である私の視点から見て、

 誰でもできると思われる、

 ごくシンプルなことです。


 例えば塩なら海塩を選ぶとか、

 塩とコショウを

 セットで考えるのをやめること、


 そして有機栽培であれば、

 昔ながらの品種を選ぶという、

 

 難しい知識は一切不要の

 本当に簡単なことです。


 これまでの常識や思い込みから

 少し視点を変え、

 昔ながらの伝統を再確認するだけで、


 家族の健康を守るために、

 日々、工夫できることがある、

 というシンプルな気付きです。


 日本も近年、

 ヨーロッパ、アメリカに次いで

 有機食材への関心が高まりつつありますが、


 日本でオーガニックを名乗るには

 JAS法により登録認定機関の検査・認証を受け

 有機JASマークを付けることが

 義務付けられます。


 この制度は2000年から

 強制法として施行されていますが、


 有機農産物と有機農産物加工食品が対象で、

 その他の洗剤やコスメティック類は

 含まれていません。

 (20171月現在) 


 また現実の生活の中で、

 有機製品だけでやっていくには、

 まだまだ体制が整っておらず、

 コストもかかりすぎるというものでしょう。


 だからこそ、


 有機製品だけにこだわらなくても、

 身の回りのことから、

 今すぐ・誰でも・かんたんにできる


 フレンチ流シンプル生活、

 あなたも始めてみませんか?



【脚注】

(1)農林水産省「食料自給率とは」知ってる?日本の食料事情
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/011.html
(参照2016-02-15


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