”胞衣(えな)信仰=シュメールのイナンナ信仰?”

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 CC:縄文のビーナス

安産祈願で知られる宇美八幡宮。
八幡様は宇佐を起源とする
由来のはっきりしない正体不明の神様。
 

応神天皇も神功皇后も
後の世の政治の都合で書き換えられた御祭神。
 

宇佐は九州における秦氏の拠点でもあり、
秦氏の「ヤハウェ神社」とも言われていますが、
 

この地方ならではの天然資源の豊かさが、
私に少なくとももう1枚、
民族のスライスを視せています。
 

それは紀元前、
秦氏の帰還よりはるか昔の縄文時代、
水神を信仰していたヒッタイトの記憶。
 

ヒッタイトはフルリのバアル神(牛頭天王)を信仰し、
バアル神はシュメール神話のアンまたはエンリル、
日本神話なら天御中主大神と同一神であることから、
 

「ウシャ・ハティム・アン」つまり、
ヒッタイトの北極星(つまり天御中主)
=天神アンを祀る社という説もあります。
  

はたまた、シュメール神話の舞台は
実は日本という説もあり、
アンの娘、またはエンリルの孫娘とも伝わります。
 

ともかく地上を統治する王家に生まれたのが
メソポタミアではイシュタール、
エジプトではイシスとも呼ばれた大地母神であり、
同時に金星の女王でもある縄文の女神、イナンナ。
  

イネ、イナ、エナの言霊は
彼女の名を表すとも言われています。
 

…とすると、「あれっ?」と思うのが、
ふる里太宰府の隣町、宇美町に伝わる安産の神様。
やっぱりありました、宇美八幡の奥宮「胞衣(えな)が浦」。
 

じゃあ、博多湾沿いの筥崎宮は?
この周辺は古くから、古代伝説が多いのですよね。
他にオシメを替えたとかいう、「志免町」もあるし。
 

筥崎宮は後の世の移転・新設であるとしても、
「筥松」に埋まるのは「胞衣(えな)の筥」。
 

妊娠・出産にまつわる神様として、
どちらも安産祈願されますが、
実は武内宿禰の息子、応神天皇はずーっと後の話として、
 

妊娠・出産したのは、神功皇后ではなくて…
 

イナンナじゃないの!?
 

と、思わず思ってしまった私でした。
だって、赤ん坊を抱くイナンナ埴輪も
ちゃんとあるくらいだからね。
 

結局、八幡大神は
縄文の女神イナンナ=大地母神と牛が慕ってまつろう、
天神様=「宇宙根源神」に還り着くのかもしれません。

 

 
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